The Nakanoshima Line (中之島線, Nakanoshima-sen) is a train line currently under construction in Chuo-ku, Osaka, branching from Temmabashi Station on Keihan Electric Railway's Main Line. It is scheduled to begin operation on 19 October 2008
Once operational, the line will extend northwest of the Main Line's terminus at Yodoyabashi Station, onto Nakanoshima, which despite the presence of a number of important city institutions, did not previously have any train stations on the island itself.
Line data
edit- Operator: Keihan Electric Railway (Category 2 Railroad Business), Nakanoshima Rapid Railway (Category 3 Railroad Business)
- Line Distance: 3.0km
- Gauge: 1435mm (Standard gauge)
- Stations: 5 (including Temmabashi Station)
- Double-tracked portion: Entire line
- Electrification: 1500V DC
概要
edit中之島線は、京阪本線の大阪市都心部延伸と天満橋駅以西の輸送力増強を図って建設され、大阪市北区の堂島川と土佐堀川に挟まれた中之島地区の東西方向の交通を担う路線となる。全線が地下線で、中之島駅は現在の大阪府立国際会議場(グランキューブ大阪)とリーガロイヤルホテル付近に設置される。
2006年11月の京阪電鉄の発表では、総事業費は1,503億円とされている。
中之島線の開業に先立ち、2006年(平成18年)4月16日に天満橋駅のホーム形態が変更され、折り返し列車用の3~4番線が従来の淀屋橋方面、淀屋橋方面に通ずる1~2番線が中之島方面のホーム(現在は折り返し列車が発着)に切り替えられた。天満橋駅をそのような構造にする関係上、野江以東の乗客が淀屋橋行と中之島行の両者間を乗り換えるには京橋駅を利用することになると見られる(近鉄鶴橋駅と似た状態になる)。現在の淀屋橋駅と北浜駅が素直に大阪市営地下鉄に乗り換え可能なのに対して、中之島線に設置される各駅は大阪市営地下鉄の駅と直接に接続しないために、地下鉄との乗り換えが不便になるとの意見があるほか、天満橋駅を除き正式な接続他線がないことから建設意義に疑念を示す声もある(逆に地下鉄の空白地帯に建設されたという側面もある)。しかしながら、フェスティバルホールの建て替えに伴い、現在渡辺橋駅と大阪市営地下鉄四つ橋線の肥後橋駅との間に連絡通路を設ける計画もあるため、便利になる可能性もある。阪急が敷設する新線(新大阪連絡線)を含めた四つ橋線の北ヤード・十三・新大阪方面延伸が実現すれば、四つ橋線が南北の交通において重要な役割を果たす可能性があるため、その四つ橋線と乗り換えできる中之島線の役割も重要になる可能性がある。朝日新聞社は、大阪朝日ビル・朝日新聞ビル・新朝日ビル・フェスティバルホールを建て替え、2010年代後半の完成を目指して高層ツインタワーを建設すると同時に中之島地下街の整備を進め、渡辺橋駅と肥後橋駅を地下通路で結ぶ計画を明らかにしている[1]。
京阪では、2007年度に中之島線の開業に合わせて新型車両の導入を発表し、2008年4月15日に公式サイトで正式に「3000系 (2代)」と発表した。なお、現在の3000系は8000系に編入され、その他の在来車両も開業に合わせて順次新塗装に変更する予定である。同日、新しい社名ロゴ・スローガンも発表された。
2008年2月に路線ロゴとともに発表されたスローガンは「水の上の新都心へ」である。
延伸計画
edit将来、中之島駅からさらに野田まで延伸し、阪神本線と直通する構想もあったが、2004年の近畿地方交通審議会答申第8号では「中期的に望まれる鉄道ネットワークを構成する新たな路線」として西九条を経て此花区の新桜島および夢洲方面へ延伸する案も示されている。京阪としては現在なにわ筋線の建設目処が立たないことから他路線と連絡ができる西九条駅までの延伸を希望しているが、自社単独での延伸は資金面で無理であることも明らかにしており、国や大阪府の補助を前提としての計画となる。
また、西九条から先、同区にあるUSJを含めたユニバーサルシティにホテル京阪が進出したことや、阪神は2009年春(予定)から近鉄との相互直通運転を行うことからUSJ、新桜島および夢洲方面への延伸計画が有力と見られているが、2008年4月現在では建設の目処は立っていない。
中之島線の延伸区間である中之島~新桜島間7.3kmのルートは、中之島駅以降、堂島川をくぐり、上船津橋北詰、中央市場北口、中央市場西口の交差点の地下を通り、西九条と千鳥橋を経て桜島2交差点付近に計画中の北港テクノポート線の新桜島駅(仮称)までである。なお、西九条~桜島間には現在桜島線(JRゆめ咲線)が通っているが、中之島線は桜島線とは違うルートを通る。このうち西九条~千鳥橋間は阪神西大阪線と並走する予定となっている。
運行形態
edit開業後は京阪本線と一体的に運行され、7~8両編成の列車が1時間に8本1日あたり片道178本運転される予定である。中之島駅~天満橋駅の所要時間は下り6分50秒、上り6分40秒となる[2]。
日中ダイヤでは1時間あたり中之島駅発着が8本、淀屋橋駅発着が16本運転となり、中之島線系統では、優等列車は京阪で初めて設定される快速急行が3000系(2代目)にて昼間時に毎時2本運転される(快速急行の停車駅は特急停車駅に守口市(始発~朝ラッシュ時は通過[citation needed])・寝屋川市・香里園の各駅を追加したもの。中之島線内は各駅停車)。なお、淀屋橋発着列車のうち4本が淀屋橋~出町柳間の特急であると発表された[3]。また、朝日新聞の2008年4月16日付け朝刊では、快速急行以外の中之島線列車は中之島~樟葉間または中之島~萱島間の区間急行が1時間あたり6本運転されると報じられている。
歴史
editStations
editStation name | Distance between stations (km) | Distance from start (km) | Connecting lines | Location | |
---|---|---|---|---|---|
Nakanoshima Station (Osaka International Convention Center) 中之島駅 (大阪国際会議場) |
- | 0.0 | Osaka Prefecture | Kita-ku, Osaka | |
Watanabebashi Station 渡辺橋駅 |
0.9 | 0.9 | Osaka Municipal Subway: Yotsubashi Line (Higobashi Station) | ||
Ōebashi Station 大江橋駅 |
0.5 | 1.4 | |||
Naniwabashi Station なにわ橋駅 |
0.6 | 2.0 | |||
Temmabashi Station 天満橋駅 |
1.0 | 3.0 | Keihan Electric Railway: Keihan Main Line (through service) Osaka Municipal Subway: Tanimachi Line (T22) |
Chūō-ku, Osaka |
Note: Aside from the direct transfer at Temmabashi Station, none of the "connecting" stations actually connect to the Nakanoshima Line; rather, they are within a 300-meter walk from the station listed.
ギャラリー
edit-
1・2工区
中之島駅付近
(2006年6月11日撮影) -
4工区
大江橋駅付近
(2006年11月10日撮影) -
6工区
なにわ橋駅付近
(2006年11月10日撮影)
脚注
edit{{脚注ヘルプ}}
- ^ 200mのツインタワー実現へ 大阪・中之島プロジェクト、計画案固まる
- ^ 「京阪電気鉄道(株)申請の第二種鉄道事業(玉江橋~天満橋間 2.9km)および中之島高速鉄道(株)申請の第三種鉄道事業(玉江橋~天満橋間 2.9km)の許可について」国土交通省 2001年11月7日 (Internet Archive)による
- ^ 「中之島」駅~「出町柳」駅間で快速急行を直通運転 (PDF) 京阪電気鉄道 2008年4月15日